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出雲國神仏霊場巡り

4時半起床

早すぎるだろ!!

「新聞配達か!」「公園で太極拳か!」って突っ込まれそうですが
いやいや、メシ食ったり準備したり考えて
移動で2時間かかるから6時には出発しないといかんのですよ。


ということで、益田に住んでいたころに、出雲大社の本殿拝観時に
「あれ?この神仏霊場1番札所ってなんだ?」から始まって
こっちに引っ越して「近くなったから行きやすいね」って油断してて
4年以上の歳月を経て今再び蘇る、たくまん山陰巡礼大河スペクタクル!

「スペクタルマン、怪獣を、たおせ」

それスペクトルマンや!!

'`ィ'`ィ ┐(´Д`┌


でお馴染みの、頭髪だけ住職系男子、たくまんです(`・ω・´)シャキーン


前置きが長くなるだけ長くなりましたが、後は省略気味なんで(ぉぃ


出雲國神仏霊場
出雲と名前がついてますが、若干伯耆も入ってます。
巡礼コースは各地にあれど、神社もお寺もひっくるめてというのは全国初の試みだそうで
今では神仏霊場会ってのもありますね。

出雲といえばやっぱり出雲大社、でその流れで八重垣、玉作湯など
縁結びの神社が他県の皆様方には認知されていることだと思います。
そういう縁結びスポットの巡礼は別にありますのでそちらはそちらで楽しんでいただくとして
実は出雲にも素晴らしいお寺がいっぱいあるのをご存知ですか?
そう、かつては西日本最大級と言われた、霊峰「大山」に・・・え?それ伯耆?
いいじゃん、お隣同士仲良くやっていきましょうよ~って感じでしょうかね
アマレスの日本代表の金メダリストと大相撲の横綱がタッグでプロレス入りみたいな
まぁそうなると色々集まりますわね。そんなこんなで20の寺社がエントリー。

毎年、各寺社の宮司住職が集まって世界平和祈願祭ってのがあるんですが
まーすごい。RPGのラスボス戦のパーティーか!ってくらいに凄いんですよ。
しかも住職・宮司と1列づつに綺麗にわかれてなく、いい感じで交互に並んでて
祝詞~般若心経 メドレーで参列したファンのヴォルテージも最高潮ですよ!

※一部誇張表現があります


★俺の進捗状況
始めたのが出雲大社の本殿拝観のあとだったので平成20年5月
あの頃は一番西の長浜神社まででも120キロくらい離れてたところに住んでたので
なかなか参拝できないのはしょうがないとしても・・・
4年前にはここに引っ越してたのでいつでも行ける状態だったんだよね・・・
それがずっと止まってました(;^ω^)


★再開のキッカケ
アニカラ仲間で急に神仏霊場めぐりを始めた人が居て
倉敷からなのにもう出雲大社と日御碕神社のみを残した状態で
すっかり追い抜かれてしまったわけですよ・・・
地元民としてのプライドずたずたwww
※一応益田市民のままなんですけどね、4年も住んでるとね・・・
まぁ何社かはお参りしてたんですが御朱印頂いてない状況だったし
その前に尾道七佛を満願して順序もおかしくなってるし
行きたいと思いつつ行けてないままだったのが急に悔しくなったのもあり
まーそういう不純な感じで再開したわけですよ。
美保神社とめふ神社は2回くらい参拝してるんですけどねー(;´Д`)


★大神山神社奥宮(第9番)
街中に本宮があるが第10番札所の大山寺のすぐ近くに奥宮があるため
こりゃもう奥宮にお参りすべきだろうということで。
もちろん奥宮じゃなく本宮でも御朱印は頂ける。
が、あの参道の雰囲気、境内から望む霊峰大山は奥宮まで上がる価値はあると思う。
またいずれ本宮にはお参りする予定


★大山寺(第10番)
養老2年開創の伝統、かつては3千石の寺領があり僧兵3000を抱える大勢力だったらしい
まー大神山神社もだけど標高が高いだけあって寒いの何のw
参拝客に混じって、登山客は更に山のほうに向って歩いていきましたが・・・
ここの2社で全国の天狗巡りとかするのも面白いなと思ったり。


寒いので参道を下りつつ駐車場に向う。
店が開店する直前だったようで、途中のたいやき屋さんで2尾購入。
1尾100円は良心的だね。そして皮はパリっと、あんこしっとりで美味~(人´∀`)

10時くらいになるともう駐車場待ちで混雑。大山ですけん、そりゃ誰も来ますって。
まータイミング的に雨が降ってるタイミングだったけど、それでもやはり早く行って正解。

帰りは「みるくの里」を通るルートで。見晴らし最高!!
雨も上がり日も射してきてほんとに気持ちいい。
これは5月あたりもすごくいいんじゃね?ってまた走りたくなる道。

大神山神社の本宮に参拝することも考えたが行きと帰りでルートが違ったので
まぁ2周目のときに伯耆の神社巡りもかねて参拝すればいいかと。


★清水寺(第11番)
587年とか大山寺よりも古いんだな~
どじょうすくいでお馴染みの安来市にある、島根では有名な厄払いのお寺。
ちょうど秘仏拝観できるということで、十一面観音さんとご対面
ただただ圧巻されるばかり。身長差3センチなんだけど全然スケールが違うなぁ~
三重塔も見事だった。空もいい感じで青い。
尼子十勇士の額があった。結構古そうだが何年モノかまではわからんかった。
その横には木を引っこ抜く坊さんが・・・これって魯智深じゃね?違うのか?

ここでは中国33観音、出雲三十三観音の御朱印も頂く。
受け付けた人が「これは中国で・・・」と若干混乱気味。やっぱ一度に頼むのは良くないのかな



★雲樹寺(第12番)
清水寺から数キロ程度。
もうこの時間になるとすっかりと晴れてて気持ちがいい。
日の光を浴びながら参道を歩く幸せ。トンボが飛んでいる、秋だね・・・
この葉っぱがもっと赤かったら山門も映えるだろうな~とか思いながら。

と、ここで中国33観音では33周年を記念してオリジナルの念珠ってのがあるようで・・・

もっと早く言えよ!!

せめて大山寺で気付いていれば・・・
って33周年記念なら来年じゃもうないのか。それじゃしょうがない。


★問題発生
第7番の華蔵寺を何故か枕木山と桧山と勘違いしててこりゃ大回りだわってことで
素直に今日の巡礼はここまでとする。


★小休止
ボードゲームカフェのホワイエピッコリーノのマスターに、
京都土産という名前の嫌がらせをしてくる。
が、意外と喜んでもらえたよ、天狗のマグネット。
(ほんとは鳥獣戯画絵葉書を渡す予定だったけどもって行くの忘れてた)


★ここにきたということは
ええ、俺が島根で一番好きな神社いまのところNo1の神魂神社に参拝

の前に外堀から埋めて行こう。

去年、今回のしまね田舎ツーリズムみたいな感じで風土記の丘周辺でやってたイベントで
立ち寄った神社できっちり参拝できてなかったなーってことで1年ぶりに仕切りなおし。


★真名井神社(旧村社、意宇六社)
まずは真名井神社
正面に伸びる参道を挟んで一方通行の車道1車線づつで挟まれており
島根でこういうのは珍しいんじゃないかなってのがまず目を引く。
そして、正面には”いわゆる”出雲式の大きな狛犬が目に飛び込んでくる。
そこから急勾配で一直線に拝殿まで伸びる石段。毛津神社より森が茂ってる。
以前来た時はこの狛犬の石質だなんだという話だったんだが
俺はまっすぐ伸びる石段を上がりたくてうずうずしてて話聞いてなかったんだよなw
まーでもこっちの狛犬や石を語る上で欠かせない存在らしい。

丁度祭事があるのか氏子さんであろう地元のおっさん連中があつまってた。
それに混じって参拝。「神社参りかね?」って話しかけられる。
「ええ、益田から転勤になってこっちのほう巡りはじめてるですよ」
「え?益田?益田の何処?」「この人益田出身だけん」
工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工
まさかの同郷!!高校時代に親父と一緒に醤油配達してたエリアの方でしたww
「兄貴が益田に勤めとるんじゃ」
もう一人のおっさんとも益田関係で縁が!!

「ここの狛犬すごいですね~」
「この先の六所神社はもっと凄いけぇ、行ってみんさい」
※出雲と石見とでは方言が極端に違うけど益田出身補正がかかっててどっちの言語か覚えてない

無論、出雲國総社である六所神社にも参拝する気満々だったので
(正確に言うと六所神社行くつもりで記憶ちがいでここに来て車停めた時点で気付いた)
「ありがとうございます」とお礼を述べてお別れ。また会いたいなこのおじさん達。
できれば伊勢宮で会いたいw

★六所神社(出雲國総社、意宇六社)
そして出雲國総社、六所神社へ。
道路沿いの見事な狛犬については割と最近奉納されたものだが
以前の狛犬は石工さんも形状も記録にあったからまったく同じもを寸分たがわずに
再現してくださった、と、御朱印を頂いてるときに宮司さんから教えていただいた。

銀杏がいいね。鳥居の前にかぶさっていい感じだね・・・
あれ・・・去年も同じ構図で写真撮ってなかったかな?(;´Д`)

前回はここで石の産地や年代がどうのこうのって説明があったけど
丁度ここは出雲国府跡なんで、その庁舎の柱だけが残ってて
「これなんだろう?」って気になってて解説とか全然覚えてないんだけど(ぉ
今日見たらちゃんと案内板できてるじゃん!
「発掘調査をしていないため、これ以上わからない」
いやいや、調査しろよ!国府跡にしては全国規模でもデカイんでしょ?

御朱印を頂いている最中にいろいろとお話を伺う。
宮司さんは文化財の関連のお仕事もされてたようで
”いわゆる”出雲式って言ったのも、ここ数年での分類であって
学術的にはそういうのはない、とか、狛犬と獅子の違いであるとか
加工しやすいが脆い来待石ゆえにあの形状になったこととか
最近のは機械で加工してるからどうのこうのとか
このあたりで猛烈に便意を催して話半分(超失礼

とはいえ、今後ますます狛犬について調べたくなってきたりとか
論文とかちょっと読んでみたいとか、国府跡も一番大きいらしいから
一通り見ておきたいとか、痛烈に押し寄せてくる便意と戦いながら
今後の参拝時のテーマがまた出てきたなぁと。


その後、トイレを探すが見当たらず結局
ボードゲームカフェ、ホワイエピッコリーノへ(二度目)
生き返る。マスターの本名をカタカナ表記にしてボードゲームの神様として
信仰しようとか思うくらいに助かった。ありがとう、いい薬です。
その後、一方的に御朱印自慢などをする


出雲国十三仏霊場巡り
三十三観音以外にもあったし、番外で愛染明王ってのがあったのでいかねばと
スターターキットを求めて仏壇のはらださんへ。
出雲ってややこしいのが、旧国名の出雲と、現在の市制での出雲市と
どっちを指してるのかわかりにくいところなんだよなぁ・・・
で、こちらは出雲國なんで旧国名。実際は松江市近郊のお寺を巡るルートなんで
同じ仏壇屋チェーンでも店舗によって扱うものが違うんですよね。

で、各札所に収めるお札と封筒を頂く。え?タダでいいの?


★その後
竪町商店街の喫茶店「竪町映像図書館」に行き
そもそもここのマスター用のお土産として用意してたお面マグネットをプレゼント。
予想通り喜んでいただけて早速お店の冷蔵庫にて実践投入していただいて
おれもいいものみつけたなーと

ここのマスターはホントに頭のいい人なんで、話しをすると止まらなくなる。
そしてアイデアがどんどん出てきて
机の前でなんてじっとしていられない(byライジンオー)
以前やってた中2同士でやってみたいジャンルがあったんだけど
そのジャンルがマスターも全く同じこと考えたってのがめちゃくちゃ嬉しかった。

劉備が孔明に出会ってべったりになった気持ちがすげーわかるわ
ま、俺は劉備じゃなくて曹豹だけどw


さ、また明日から日常だ。

#平日でもふらっと参拝できそうなところいっぱいあるんだよな・・・夜勤だからできるんだけど

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たくまん@岡崎屋

Author:たくまん@岡崎屋
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