2ntブログ

記事一覧

赤塚不二夫展~ギャグで駆け抜けた72年~

今日は友達と松江の県立美術館へ
赤塚不二夫展~ギャグで駆け抜けた72年~
を見に行って来ました。

作品よりも、作者さん本人の人柄というかキャラクターに興味があったのですが
(あとは俺の大好きな映画「下落合焼きとりムービー」でギャグ演出を担当されていたこと)
展示されている原稿や作品を見て、あらためてすごい人だなと感じました。
ぶっちゃけ、手塚どころか、藤子F先生も超えてるんじゃないかってくらい。

映像あり、カラー原稿、漫画の生原稿など「これってここにあっていいの?」
っていうくらいな貴重なものなのに、わざわざ島根で展示させてもらえたってのは嬉しい限り。

また、赤塚先生の作品を見るだけじゃなくて

・FLOGMANのヴァカヴォン
・いろんな方のシェー!

も今回の展示の見所でもあるといっても過言ではありません。
月曜ドラマランドでイヤミを演じられたあの方ももちろん、
あの漫画のあのキャラクターが!ってのがこれでもか!ってくらいに。
ホントコレはマジで見に行かないと損です。
10万くらいで売ってたらマジで欲しいと思ったくらい。


個人的にあらためて感じたことは
1コマ見開きで全体で色んなキャラクタが動いてるような全体図みたいなの?
あれはやっぱり赤塚さんらしいというか、細かいところまで楽しんでもらおうとしてるなーって。

あとは実際に作品をそんなに読んでなかったので知らなかっただけなんですが
いろんなことやってるなーとか、やっぱりテンポがいいし、擬音もデフォルメも流石だなと。
テレビではふざけてばっかりという印象しかなかったけど
それも天才じゃないと出来ない事なんだよなぁと。

館内ではFLOGMANの作品も含め、おそ松くんとバカボンの1話を上映してたんだけど
その映像見ててもやっぱり面白い。ギャグマンガはかくあるべきという感じで。
個性的なキャラゆえに、勝手に動いてくれるんだろうなーって思ったりしたんだけど
あれだけのキャラをどんどん生んでいくのはやっぱり天才なんだろうなと。


展示も学芸員さんなりに赤塚さんらしさを再現しようとしたのか、フジオプロの演出なのかはわかりませんが
赤塚さんの展示、という感じで工夫がされていました。多分ご本人だともっと面白いこと
やってくれてるんだろうな~とは思いましたがまぁそれは無理な話なんでおいといて。


というような感じで、ただの藤子F信者の俺ですがすっかり赤塚先生の凄さを再認識できた
そんな凄い展示がこんなクソみたいな島根県で開催されたってのはほんとに奇跡としか思えません。
ただただ、ありがとうございます。


そんな赤塚不二夫展は5月30日まで開催されますので是非足を運んでみてください。


【開催期間中のイベント】
5月14日(土) アニソンmeetsジャズ
「天才バカボン」をはじめアニメソングをジャズアレンジで楽しんでもらおうというコンサート。
夜って書いてあるのでたぶん閉館時間あたりじゃないかと思います(19時前くらい?)

5月15日(日) 10:30~、14:00~ 映画『トキワ荘の青春』上映会
1996年、110分 監督:市川準、主演:本木雅弘


ちなみに5月14日は出雲大社の例大祭なんでそれも含めて観光にくるついでにと
いうのもありかなって思います。ていうかほんと島根に遊びに来てください!

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

たくまん@岡崎屋

Author:たくまん@岡崎屋
髪型だけでお坊さんと間違えられるサラリーマンの
ぬるい日常を書いてます

自分の記録のためだけなんで
他の人が読んで面白いかどうかは
保障できません

最新コメント